『成人の日』の祝日。寒い日が続く中、第1回目(全2回)の健康講座が開催され、たくさんの方にご来場いただきました。
講師は、伊勢薬剤師会・会長の村瀬広和(むらせ・ひろかず)さん。普段はいせ本町薬局で勤務されているそうです。
お薬を常用されている人がほとんどという中、ふと疑問に感じながらもそのままになっている事も多かったりして…。みなさん真剣に耳を傾けています。
わたくしのメモによりますと、
☆処方箋の有効期間は4日間だけなので注意
☆薬は、熱・湿気・日光に弱いので缶などに入れて保存するのが望ましい
☆副作用が出たら薬局に相談を。副作用の出方によっては補償もあったりするので、やはり相談してみるべき
☆「食前」なら食事の30分前、「食後」なら食事の30分後に飲む。なかなか難しいけど…。なので、もう食事の直前だろうが食事の直後だろうが、飲み忘れるよりマシなので今までどおり飲んでくれたら良いです
☆飲み忘れた場合、自分で判断せずに薬局にどうしたら良いか聞いて下さい
☆つめたい湿布・あたたかい湿布の使い分け→基本的に、急な疾患には冷たいの、長く続いている疾患には温かいもの。
☆いらなくなった薬は誤飲を避けるため廃棄。品質が変わってしまうこともある。余った薬を薬局に持込み、まとめてもらう事も可能(飲みやすいように朝用にまとめてもらうとか)
☆座薬は凍らせてはいけません(形が変わってしまう)
☆食品等、お薬以外のものと混ぜないで
☆使用期限は粉で1~2か月、錠剤は1年くらいと考えてほしい。腐るわけではないが効かなくなる。特にニトログリセリンなど期限が切れると急に効かなくなるので1個1個に期限が書いてある
☆軟膏チューブの使用期限は開けたら半年。平たい入れ物に入った軟膏は衛生上、3か月くらい。目薬は開けたら1か月。咳止めシロップは飲む期間(1週間とか)が過ぎたら捨ててください
☆お薬は必ず子どもの手の届かない場所で保管してください
☆飲み合わせ…グレープフルーツジュースや牛乳、納豆に注意
・・・などなど。勉強になりましたね!
講座後も質問が次々と上がり、予定時間をオーバーして終了しました。皆さん、お帰りの際には満足そうなお顔でしたので、健康講座を開催して良かったと思いました。次回は2月11日、場所は川端町の尾崎記念館。フレイル防止についてお話を聞かせていただきます。どうぞお楽しみに!