終活講座〔12月3日〕

師走となりました。寒さも急激に強まりましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか。

大学院生の娘は就活、私は終活(講座の主催スタッフ)。その必死さは段違い…。

というわけで、終活講座でございます。終活に早すぎる事はありません。2022年3月3日、日本経済新聞記事によれば、

終活とは…
『自分が生きていた時間を周りに喜んでもらうために、今できる前向きな行動(小説家・桜木紫乃』

…こう考えると、スタートは早いに越した事はないのだと思わされます。

今回の終活講座に集まってくださった地区民の皆様は、約30人ほど。

終活講座①『生前整理ってどうしたら?』の講師は、(株)いせ典礼の代表取締役 山本祥司さんです。

皆さん、今は【終活期】に当たり、まだまだ自分で動いて備えができる。この先、【終末期】、【葬祭期】、【相続期】…と進むと、自分ではどうにもならない事ばかりになりますからね…と。

エンディングノートのおすすめはこちらだそうです。
Amazon.co.jp: 日本尊厳死協会の これで安心最期の望みをかなえるリビングウイルノート : 日本尊厳死協会: 本

出席者にはエンディングシートが配られました。最低限、知っておいて欲しい事を書き残す事ができますね。エンディングシートはこちらからもダウンロードできます↓

終活講座②は、『わかりやすい相続手続』として、行政書士やまぐち事務所の山口佳孝さん。相続には遺言書が作ってあることでどのようなメリットがあるかについてお話いただきました。「自筆(証書)遺言」と「公正証書遺言」には大きな違いがあるそうです。相続土地国庫帰属制度は今年の4月からスタートしていますし、来年4月からは相続登記の義務化も始まります。ちゃんと考えて備えておくことは重要なようですね…。

みなさまの終活を考える一助となれば幸いです。

講師をお引き受け下さった山本様、山口様、ありがとうございました。